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フィラリア症のお話・続き
2023 - 03/27 [Mon] - 09:00

































こんにちは。
すみません、久々のブログ更新となってしまいました🙇
いつも読んでくださっている皆様、BCRNに関心を寄せてくださりありがとうございます。
今年は桜の開花が早く、私が住む地域ではもう葉桜に変わりつつある木も見られます。
3月下旬、急に暑いくらいの気候になったかと思えば雨が続き・・・
そうやって春はやってくるのでしょうけど、この極端な天候の移り変わりはなかなか体に堪えます。
さて、春といえば。
フィラリアやノミ・ダニなど寄生虫が気になる時期ですね。
ずいぶん昔ではありますが・・・
私が子供のころ、よく知っている犬がフィラリアで亡くなりました。
最期の辛そうな様子を聞いていたので、予防はしていても我が愛犬は大丈夫だろうかと時々心配になります。
少し前に、「そろそろフィラリア症予防を〜」というお話をさせていただきました。
今回はフィラリア症という病気について少し詳しくご紹介します。
動物と暮らす方々にとってはすでにご存知のことばかりかとは思いますが、改めて知識の確認としてお読みいただけたら幸いです。
犬のフィラリア症
犬糸状虫(=フィラリア)の幼虫を持った蚊に刺されると感染し、犬の体内で成長したフィラリアは肺動脈や心臓に寄生します。
最初は0.3mmほどのフィラリア幼虫ですが、成長すると30cm程までになるものもあります。
最近は屋内飼育であることが多いので、以前に比べると犬が蚊に刺されるリスクは低くなっているかもしれません。
しかし、刺されることを完全に防ぐことはなかなか難しいものです。
フィラリアが育てば心臓や血管はダメージを受け、フィラリア成虫が産んだ卵で体のあちこちに炎症が起きます。
症状が進むと、おもに以下のような症状が出ます。
(ノミダニフィラリア.COMさんよりお借りしました)
フィラリア症の治療には
・対症療法
・駆虫薬の投与(治療期間には数ヶ月から1年以上かかる場合があります)
・外科的治療(血管に器具を入れて、フィラリア成虫を直接掴み出します)
があります。
対症療法は積極的な駆虫ではなく、現在出ている症状をコントロールするものです。
駆虫薬の投与、外科的治療どちらもも犬にとって負担が大きく、命の危険があります。
フィラリア症はかかってしまうと完治が難しいですし、飼い主が気づかない間に寄生状態が進み、症状が進んでいることも多いと言われています。
フィラリア症の発症は内服や注射などで対策を行えば予防できるものです。
対策は、蚊の発生時期から蚊が見られなくなる時期の1ヶ月後まで行うことが多いですが、米国の犬糸状虫学会は年間を通して対策することを推奨しています。
我が家は、犬が受け入れやすいトリーツタイプのものでノミ・マダニ・お腹の寄生虫まで駆虫してもらえるものを使っています。
犬の健康のために、フィラリア症の予防を行なっていきましょう🐾

































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