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リコのことをお話します

2014 - 09/12 [Fri] - 10:00




リコ



保護犬 リコ をご存じですか?

BCRN レスキュー犬情報 で目にした方もいらっしゃると思いますし、当ブログをはじめとして新しく家族を募集しているサイトなどでご覧になった方々もおられるかもしれません。

老齢犬であった彼女は先だって静かな最後を迎えました。

そのレスキューから約10ヶ月のことを皆さんに知っていただきたいと思います。


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彼女が保護されたのは川の中でした。

通報を受けた警察官によって水の中から救われました。

いったいなぜ…

低体温症により衰弱も著しかった彼女は当初自力で立ち上がることも困難で、接見に訪れた際にはその命さえ危ぶまれるような状態でした。
どうやら目や耳も悪く、この後へと果たしてレスキューしていく事ができるのか、不安がスタッフの心をよぎったそうです。

しかし彼女の生命力はここで一つのきらめきを見せてくれます。

自らの足に力を込め立ち上がってこちらへと顔をむけたのです。
その目は生きることを決してあきらめてはいませんでした。
力を貸してほしい、そう言っているように感じたそうです。

後に語られていたこと、この時のことがなければ彼女を引き出すことはかなわなかったかもしれなかったと。


保護犬として迎えられた彼女は リコ という名前を授かりました。

ヘルスチェックからわかったこと、傷ついた角膜の為ほとんど視力を失っている眼、加齢による聴力の衰え、皮膚の状態だけではなく、生き延びるために必死であったろう栄養状態による内臓の数値の異常や歯の状態、そしてフィラリア。
満身創痍のみならず、その声帯は切除されていました。
いったいどのような環境を生きてきたのか。
知るすべはありませんがその姿がしのばれます。


そんな底辺からの再スタートでしたが、預かりさんの献身と愛情を受け、目を見張るような力強さを見せてくれます。

日に日に距離を伸ばす散歩の距離、家族を認識する仕草や表情、少しずつ体重も増え、その日々を綴られた日記などを目にする度にサポーター一同驚きと共に喜びを感じたものでした。

リコ2


でも、時間は平等に過ぎていきます。
推定年齢10歳程度とみられていたリコに加齢からやってくる認知症と思われる症状が現れ始めてきてしまったのです。

後ろ足で立つこともできるようになり、時にはいたずらをしてみたり。
元気を取り戻すと同時に皮肉なことですがその症状は進んでいきました。

鼻だけにたよって動こうとするリコ、あちこちへとぶつかりながら歩くのでそのままにはできません。
排泄もおむつにたよらなくてはいけません。
それでもときおり見せれくれる様子はますます微笑ましいものになっていきました。


リコの本当の幸せのために新しい家族をと願う。
だがと悩みを持ち続けながらもどこかに彼女の縁が繋がっていると信じたい。
そんな思いがどこかで結びついていったのでしょうか。
リコを受け入れたいというお申し出があったのです。


今の状態、今後のこと。
避けられない負担のこともあり、私たちにも不安やとまどいがありました。
それでもその方は受け止めてくれました。
その気持ちに今でも感謝の念が絶えることはありません。


そして予期せぬ出来事がもたらされます。
トライアル中にリコが発作を起こし倒れてしまったのでした。
検査の結果わかったこと。
彼女は心臓の弁に障害があったのです。


それでも希望者様のお気持ちは変わりませんでした。
しかしながら更なる大変さは明らかです。正式な譲渡は急がず、様子をみるための期間をもうけようとお話させていただきました。
まずは保護犬として預かっていただくという形をとってもらえることになったのです。
そんな中、認知症がその程度を増していってしまったのでした。


徘徊、吠え、飼育環境には人間社会の中で許される一定の限度があります。
このままリコをお願いすることはできません。
代わりの場所を用意すること、これも現在の預かり不足という困窮の中ではできませんでした。


私たちは一つの判断を行いました。
老犬ホームへの委託です。


レスキュー団体として苦渋の決断でもありました。
決して安直な考えではないことをご理解いただければと思います。


リコはそこで数ヶ月を自由にゆったりと過ごしました。
「自分の力で生きてきたから、愛想のために尻尾を振らなくてもいい。」
周りのことがわからなくなっていったリコを受け止めてくれた方の言葉です。
豊かな自然の中で自分のリズムで命を綴っていたリコ。
ある朝眠るように息を引き取っていたそうです。
その顔は安らぎに満ちていたと思います。


おつかれさま、リコ。

ありがとう。


彼女はこれからも私たちの中で生きています。


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リコ、"リコミンチャーレ" 「再出発」の願いを込めて名付けられた名前です。

リコが穏やかに旅立ったのは彼女の名前を冠した基金の設立をお知らせしたまさにその日でした。

まるで何かを託されたような気持ちがやみません。


この基金はリコのように終生保護が必要な場合に対するものとして設けられました。

例えば今後さらに増えていくであろう老犬たちのために。


本来はリコ自身のために使っていきたいと考えていた基金です。
残念ながら彼女の足は一歩先に駆け抜けていってしまいました。


でも彼女が与え教えてくれたこと、そして私たちがそこに見いだした想いをいかすためにも。

私たちはこのことを忘れずに、そしてこれからのために、気持ちを新たにして『リコ基金』を役立てていきたいと思います。

立ち止まっていたらリコにしかられてしまうかもしれませんね。


彼女と今一度一緒に歩始めたいと思います。


ここにあらためて基金の設置をお伝えします。


皆様方のお力添えをお願いいたします。


リコ3
(この写真はリコをお引き受けいただいた老犬施設様より頂戴しました。この場を借りて御礼申し上げます。)


「リコ基金」につきましてはこちらにてご案内さしあげています。






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