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ワクチンの話 ブルセラ症
先日ニュースになりましたが、長野県で「ブルセラ症」が発生し人が4人も感染しました。
詳しいことはわかりませんが、新種のブルセラ症らしい。人から人へと感染したという。
ニュースでは詳しい感染源とか感染者の生活状況(動物を飼っているのか動物に関係のある仕事をしているのか)を出してくれないので新種のブルセラって気になりますよね。
今回はワクチンがない種類ではありますが、罹患したくない感染症についてです。
ブルセラって、日本では、もう一つ違う意味でよく使われてる言葉ですよね(笑)
勘違いしてたとかいう方も多いと思いますが
あながち遠い存在でもなさそうです。
ブルセラ症とは、イヌ流産菌 ブルセラ カニス という細菌の感染によって発症し、不妊、流産、死産の原因にもなります。
要は、生殖器に感染する細菌で、違う意味での言葉でも連想できそう。
感染しても、体表のリンパ節が腫れる程度でわかりにくいです。オスでは睾丸が腫れて大きくなったり縮んでしまったり、痛みで舐めて陰嚢が皮膚炎を起こしたりしますが、生殖器につく細菌なので、感染したかどうか気がつきません。
感染しても生殖器以外の臓器に異常がないので、死亡や重篤になることがないので危険度は低いですが、
効果的な治療方はなく人間にも感染するので注意は必要です。
残念ながら、ワクチンもないので、安心できない病気ではあります。人間が感染するとヒトに感染すると発熱、発汗、頭痛、背部痛、体力消耗というような症状を起こし、重症化すれば脳炎、髄膜炎などの中枢神経の炎症や心内膜炎、骨髄炎を起こすこともあります。そこまでいかないとたぶんわかりにくいでしょう。
日本は、政策により人に感染するこの細菌はほとんど撲滅されています。
しかし海外ではまだまだ犬以外の動物からの感染もあり渡航や動物を輸入するときに注意が必要です。
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お散歩の時、気をつけて。
毎日暑い日が続いてます。
少しでも涼しい時間帯でお散歩に行かないと
愛犬も飼い主さんも熱中症になりそうですね。
先日、我が家のおばあちゃん犬を散歩させていたところ
曲がり角から急に小型犬が走りよってきました。
小型犬が好きな我が家の犬は尻尾を振って喜んでいましたが、
私の頭の中は迷子?脱走?と色んなことが浮かびました。
小型犬に遅れること5分、年配の男性がゆっくりと登場。
特に心配する様子でもなく、どうやらお散歩のときはほぼノーリードの様子。
面識は無い方だったので、「あら、気をつけてね~」くらいしか言えませんでした。
私が連れていたのが、おばあちゃん犬ではなく、
ハイパーな若い方の犬達だったら?と考えると恐ろしいです。
自分ももっと回りに注意を払わないといけないな、と思うのと同時に
これから台風の季節になって雷等でパニックになる犬もいると思います。
もしノーリードのときにパニックになって道路に飛び出したり
他の犬に危害を加えたりしたら・・・
愛犬の命を守るためのリードです。
お散歩時は必ず装着してください。
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家族募集中(444)ルゥ(関西)
今日は去勢手術も無事終わって、新しい家族募集中に切り替わった「ルゥ」のご紹介です。
2018/6/10 BCRNで保護しました。
性別:♂(去勢済)
年齢:1歳(2016年10月9日生)
毛色:ブラック&ホワイト
体重:17.8kg(太りぎみ)
健康状態:フィラリア(-) 8種混合ワクチン接種済
性格:わがまま放題に育ってしまった僕ちゃんです。咬んじゃうことがあります。まだまだお子ちゃまなところもありますが今がしつけ時です。しっかり愛情をかけてやれ、しっかり叱れる方をお待ちしております。 完全室内飼い、犬の飼育経験者、必ずトレーニングを継続してできる、子供さんがいる場合中学生以上のお子さま、先住猫のいない家庭を希望いたします。先住犬については応相談とさせていただきます.
(ある日の預かりさんの日記より)
去勢手術後の抜糸も無事終わりました。
傷口を縫う糸にアレルギー反応を起こし、睾丸がかなり腫れました。もし次手術することがあるときは、注意が必要です。
さて、抜糸も済み、預かり宅にきて3週間。だいぶん性格もわかってきたし、すこーしお勉強も(といってもほんの基礎の基礎ですが)したので、里親さまを募集させていただこうと思います。
基礎の基礎。
人をかんではいけないことも。
人に服従すること。
そして、リーダーを信頼し愛されること。
まだまだ、そのさわりだけです。これから、本当の飼い主さんとしっかりトレーニングを続けていかなくては固定はしません。やってやるぞ!という覚悟のある方からの応募をお待ちしております(^ω^)
ちゃんと関係が作れたら、ホンとに甘えん坊でベタベタくっついてきて抱き締められるのも大好きな可愛い可愛いルゥです。ずっと後ろをついて歩いてきます❤
ルゥの毎日の様子はコチラ
そして観察日記は7/10の日記をご覧ください。
毎日預かりさん宅でお勉強を頑張っている「ルゥ」をよろしくお願いいたします。

































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水中毒にご用心
この言葉、皆さんも見聞きされていると思います。『水中毒』(正式には【低ナトリウム血症】といわれます。)
水中毒とは
抗利尿ホルモンの分泌過剰などのため、体内に水が過剰に停滞し、体液が薄められて浸透圧が低下した状態。
一度に大量の水を摂取することにより、血中のナトリウム濃度の低下を発症し、脳神経などにダメージを及ぼすこともあります。
(ちなみに、人間でも起こりうる症状だそうです)
ナトリウム値が低下している状態なので、ナトリウムを補う点滴や、脳浮腫を改善する薬を投与、また体内にたまった水分を出すために利尿剤などを投与することで、症状を改善することができます。
症状としては、歩行困難、異常な量のよだれ、嘔吐、瞳孔の拡散、呼吸困難 など。
重症になると、意識の混濁、痙攣を起こし意識障害から昏睡症状へと至ることも。
目安としてですが体重10キロの犬が1日に1リットル以上の水を飲むと水中毒になってしまう可能性が出てくるそうです。
暑い夏、少しでも涼を求めて、プールや川
などにお出かけする機会も増えルと思います。
夢中になってボールやディスクなどをレトリーブして遊んだり・・・
また、お庭などでホースの水と格闘して遊ぶ子も・・・(我が家のワンコもこのタイプです)
・・・知らず知らずのうちに、ジワジワと水分が口から入ってしまっています。
飼い主さんにとってもワンコにとっても楽しい『遊び』ですが、
必ず! 休憩を入れたりしながら、彼らの様子をよく見ながら、遊んであげて下さい。
唇(口蓋)が青くなっていないか?
足がガタガタ震えていないか?
水から上がってきた時などにふらついていないか?
・・・等々、十分に注意してあげて下さい。
※ この反対の【高ナトリウム血症】も、同様に危険な症状です。
海に行く際には、新鮮な真水を用意して、多量の海水摂取には十分に気をつけてあげて下さい。
・・・ワンコに少しでも異常を感じたら・・・直ぐに獣医さんへ!!!
お出かけの際には、遊びに行く場所から一番近い獣医さんの住所と連絡先(休診日の有無)を控えていくことをお勧めします。
(今やネットで探せますが一刻も争う事態に備えてあらかじめ調べておくと安心ですね。)
楽しい外出、外遊び
人もワンコも怪我などには十分に気をつけて、思いっきり楽しんでください~

































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ワクチンの話 感染症とは
暑いです!熱中症は大丈夫ですか?
筆者は日曜日に軽く熱中症になりました。
塩分を摂らず、利尿作用のあるコーヒーばかり飲んで水分補給している気でいました(笑)
水分もなんでもいいわけではないですね。
ワンコも水飲ましてたらいいか、とかではなく熱中症かな?と思ったら
ワンコ用の電解水とかがあるので、そちらを使用してみてください。
また、首などを冷やしてあげるのもいいみたいです。
外出時にはそういうグッズを装備しておくのも必要かもしれませんね。
さてワクチンのお話の続きです。
ワクチンの対象は感染症ですが、感染症には動物から動物や人にうつる伝染するものと、伝染しないものがあります。
感染症の病原体は微生物で、細菌感染とウィルス感染、原虫、真菌(カビ)、マイコプラズマ、リケッチア、があります。寄生虫もありますが、こちらは他の微生物よりも大きいので必須ワクチンの対象外になってますね。
これらの病原体は、肉眼や普通の顕微鏡では見えず、普段の私たちは認識化にはおかないものです。しかし、これらの微生物はどこにでも存在し感染しやすいものでもあります。
感染経路といいますが、どうやって感染するかというと
土のうえを歩いたり、水たまりに触ったり、雨水を飲んだり、感染している動物に触れたり、キスしたり、感染した犬の糞や尿、食べかすなどを食べたり、咬まれたり、母子感染つまり感染した母犬からの授乳で感染したりと
ありとあらゆるところから感染するという怖い病原体です。
また感染してもすぐに症状がでるわけではなく、保菌しているだけの動物がいることもあります。
それらは病原体をばらまき広範囲に亘り病原体が散らばります。
なので、散歩中やイベントなどで感染する可能性は十分にあります。
うちの子は大丈夫とかこの地域は発生していないと思っていても、どこからどうやって感染しているかわかりません。
そして一度感染してしまうと治療できずに重症化し死に至ることも多々ある怖い病気です。
また、人にも感染する病原体もあるので、軽視できないものです。
必須ワクチンの対象となるものは、数多くある病原体の中から
重症化しやすく治療方法のない病原体に特化したもので、数種類となっています。
それが混合ワクチンですね。
まだ幼い仔犬ころは、よりこの病原体にた対する抵抗力がないのでワクチン接種は必須ですね。
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万が一のために、マイクロチップを。
マイクロチップを装着していますか?
突然の迷子、災害、盗難、事故……ペットは住所も名前もいえません。
そんなとき、マイクロチップは確実な身元証明になります。
動物愛護管理法では、犬やねこなどの動物の所有者は、
自分の所有であることを明らかにするために、
マイクロチップの装着等を行うべき旨が定められています。
マイクロチップは、直径2㎜、長さ約8~12㎜の円筒形の電子標識器具で、
内部はIC、コンデンサ、電極コイルからなり、外側は生体適合ガラスで覆
われています。 一度体内に埋込むと、脱落したり、消失することはほとんどなく、
データが書きかえられることもないため確実な証明になります。
迷子や地震などの災害、盗難や事故などによって、飼い主と離ればなれになって
も、マイクロチップの番号をリーダーで読み取り、データベースに登録された情
報と照合することで、飼い主のもとに戻ってくる可能性が高くなります。
マイクロチップは、動物病院で装着できます。
また、装着する際、装着費用を助成する自治体もあります。
詳しくは、お住まいの自治体にお問い合わせください。
愛犬とお出かけする機会が増える季節になりました。
思わぬアクシデントが起こり、愛犬が迷子になる可能性もあります。
「転ばぬ先の杖」と申します。
愛犬への迷子札の装着は必須ですが、1度、マイクロチップの装着について検討してみませんか?
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個人賠償責任補償特約について
気になる記事を見つけたので参考のために。
リードを離したばかりに
昔ながらの一軒家が立ち並ぶ住宅街。
騒動の原因となったダックスフントの飼い主の女性宅を訪ねると、初老の夫が疲れをにじませた表情で姿を現した。
「あの判決が出てからずっと、妻はふさぎ込んでいます。賠償の内容や今後の対応もふくめて、裁判についてはすべて保険会社に一任しているので、こちらでお答えできることは何もありません」
3月23日、大阪地裁で、全国の愛犬家を驚愕させる超高額の損害賠償判決があった。
〈被告に、1284万5130円の支払いを命じる〉
判決文によれば、事件のあらましはこうだ。
2015年の6月14日午前10時ごろ、60代の女性が飼い犬のミニチュアダックスフントを連れて散歩に出た。
最初はおとなしく散歩していたダックスフントだが、交差点向こう側から、別の女性に連れられた柴犬がやってくるのを目にすると、急に興奮して吠え始めた。
柴犬を連れた女性は交差点を左折したが、ダックスフントは後を追い猛然と駆け出す。急にリードを引っ張られた飼い主女性が「あっ」と声をあげた瞬間には、リードは女性の手を離れ、ダックスフントは一目散に柴犬めがけて駆けていった。
ちょうど同じころ、曲がり角の先からは、同市内に住む40代会社員の男性が時速10㎞程度のスピードで交差点方向に向かってランニングしていた。
男性は、眼の前を歩く柴犬を連れた女性を避けるため右にずれる。その瞬間、男性の足元に、柴犬を追いかけて角を曲がってきたダックスフントが猛スピードで駆け込んでくる。
女性を避けることに意識を取られていた男性は、驚きのあまり「うわっ」と声をあげる。接触を避けようとするも、とっさのことに足がもつれ、つんのめってしまう。男性は身体のバランスを崩して転倒した。
事故を目撃していた近隣住人が言う。
「男性はそのままそばの側溝に落ちて、両手を強く突いたんでしょう。手首を押さえながら相当痛がっていました。起き上がって、飼い主の女性に大声で怒っているところに警察官がきて、話し合いになっていました」
飼い主の女性は警察官から事情聴取を受け、被害男性は救急車で病院に搬送。合計9日間の入院を余儀なくされた。
その後、男性は右手首の複雑骨折と、その後遺障害に対する損害賠償を求め、飼い主の女性に対し3948万円の支払いを求める訴訟を大阪地裁に訴え出た。
結果、大阪地裁が飼い主の女性の責任を認め、1284万円の賠償命令が下ったのである。
数ある賠償項目のうち、一番高額になったのが「逸失利益」の867万円だ。裁判所は、ケガで男性の右手首関節の可動域が狭まったとして、後遺障害を認定。
それによる男性の労働上の損失を算出した。一般に裁判で用いられる労働年齢の67歳までの分を合計した金額が支払われるため、これほどの高額になったのだ。
イヌが走り出したことに驚き、リードを一瞬手放してしまっただけで、1284万円の賠償を命じられる――。
イヌを飼っている人からすれば、「噛みついたり襲いかかったのなら言いわけのしようもないが、触れてもないにしてはいくら何でも賠償金額が高すぎるのではないか」と思う向きもあるだろう。
だが、弁護士で、ペット法学会理事の杉村亜紀子氏は「決して驚くような金額ではない」と言う。
「民法718条に『動物の占有者等の責任』という条文があり、『動物の占有者は、その動物が他人に加えた損害を賠償する責任を負う』と明記されている。
急に走り出すのは動物の性質として当然だと思われるかもしれませんが、逆に、十分ありえるからこそ、飼い主には注意を尽くし、それによって他人に不利益が生じるのを防ぐ義務が課されているのです。
そして、被害者に対する賠償金額は『イヌが被害者に何をしたか』ではなく、イヌの行動によって被害者が負った損害がどれくらい大きいかによってはかられます。
飼いイヌの行動がきっかけで、被害者に後遺症が残っているとするならば、賠償金額が大きくなるのもやむを得ません」
当たり前と言えば当たり前の理屈だが、そんなリスクを頭においてイヌの散歩に出かける人はそうそういまい。
'01年には、神奈川県鎌倉市に住む当時70代の女性が、自宅前を通りかかったイヌの鳴き声に驚いて転倒し、左足を骨折。
飼い主に横浜地裁から440万円の損害賠償命令が下ったこともある。「イヌが吠えたり、走ったりするのは仕方がない」という主張は、裁判では一切通用しない。
愛犬のせいで人生が狂う
今回、飼い主の女性に唯一の救いとなったのは、夫が加入していた自動車損害保険に「個人賠償責任補償特約」が付帯していたことだ。女性が原告男性に支払わなくてはいけない賠償金には、後日全額保険金が下りることになる。
「『個人賠償責任補償特約』は、主に自動車保険、火災保険、傷害保険などに特約としてつけることができるものですが、ペットが歩行者に噛みついたり、何か物を壊してしまったりして損害賠償が発生する場合でも設定された金額の範囲で補償してもらえます。
保険の支払い金額にもよりますが、補償無制限のものでもせいぜい月額100円程度。イヌを飼っているのなら、ちょっとした金額を惜しまず特約をつけておくほうが無難です」(フィナンシャルプランナーの平野敦之氏)
もし女性の夫が自動車保険の付帯特約に加入していなかったとしたら、1284万円という巨額のすべてが夫妻の自己負担になっていた。
愛犬のちょっとした行動で、人生計画が大きく崩れていたかもしれない。もしイヌを飼っているのであれば、いま一度保険の加入状況を確認したほうがいいだろう。
「のどかだった昔ならいざしらず、最近は法律に則ってきっちり損害賠償を求められるケースが増えているように思います。
飼い主は、愛犬をかわいがるあまり『うちの子に限ってそんなことはしない』と思ってしまいがちですが、いつ何時、自分のイヌが他人に損害を与えてしまうかは誰にもわかりません。お散歩中でも、常にイヌに対する責任を意識していなければいけないのです」(前出・杉村氏)
すべての愛犬家にとって、今回の判決は他人事では済まされない。飼い主に課される責任は、かくも重いのだ。
「週刊現代」2018年4月14日号より」
驚きの賠償金額です。
走るものを追う習性のボーダーコリー どんなに訓練されていても大人しいワンちゃんでも、万が一に備えることが大切なのかもしれませんね。


































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終生飼育
巷でよく耳にするようになった言葉・・・『ペット大国日本』
・・・ちょっぴり?皮肉がこもっているんですよね。。。
諸外国の方から見ると、まだまだ母親の側で過ごすぺき足元もおぼつかないようなワンニャンが、狭い「入れ物」のなかで沢山の人々の目にさらされながら販売されているのは『異様』な風景と観られているようです。
(諸外国の多くはブリーダーから直接お迎え、もしくは、保護施設等からのお迎えが多いそうです)
正直、以前は、私もついついそういうショップに足が向いてしまい・・・「可愛いなぁ」という目でしか見ておりませんでしたが・・・
レスキューのお手伝いをさせていただくようになってからは・・・「どうか、無事に、優しいお家にお迎えされますように」と、祈る気持ちで眺めております。。。
そして『生涯をそのお家で過ごせますように』と。。。
いまや、2軒に1匹の割合でペットが飼われているとか。。。(犬猫に限らず)
ですが・・・
悲しい現実として、未だ『飼育放棄』は後を絶ちません・・・。
我がBCRNでも、シニア期であろう(推定)と思われる子を、今までにも数多くレスキューしてきましたが、幸いにも、みな心優しいお家へと卒業して行きました・・・。
悲しいかなシニアの子達の数はむしろ増え、今もそれは続いていますが、、
・・・パピーは可愛いです、無条件に可愛いです。
(ま、天使の皮をかぶった悪魔でもあるのですが・・・)
でも、パピーの時期はあっという間に過ぎて・・すぐに成犬になってしまいます。
その間には、想像を絶するような!?奮闘劇があったかもしれません・・・
が。
その末に築かれた愛犬との信頼関係は・・手放し難い宝物だと思うのです。。。
長い時間・・・人間にしてみれば数年ですが、ワンコにしてみれば『長い年月』一緒に過ごしてきたんです。
パピーの頃は、笑顔溢れる声で自分を呼んで撫でてくれた・・・
お散歩にもたくさん行って、一生懸命遊んでくれた・・・
美味しいものを食べさせてくれて、温かなお家で眠れた・・・
・・・そんな日々を共にしてきたはずの愛犬だと思うのです。。。
その愛犬を「病気になったから」「年を取ったから」「吠えるから」「噛むから」
・・・いろんな理由で手放すのは人間です。。。
確かに、どうにもならない事情というものもあるかもしれません。。。
(この度の、あちこちでおこっている自然災害のように・・・)
ですが・・・
手放す前に! 是非! 『その子をお家に迎えた日』を思い出してみて下さい・・・。 ※2002年7月末。我が家に来た日。
・・・もし、どうにも仕方なく手放す事となってしまった場合は・・・
ワンコ仲間に『誰か飼ってもらえる人は居ないか?』と尋ねてみるとか・・・
親戚・兄妹・友達・・・みんなに聞いてみてもらうとか・・・
行きつけの獣医さんでチラシを貼って貰うとか・・・
里親サイトへ投稿してみるとか・・・
どうか!どうか、まずは身近なところから『新しい家族』を探してみて下さい、お願い致します・・・。
(無論、BCRNでもご相談にのっております)
これからの季節、人にも犬にも厳しい季節となります・・・。
暑さに苦しむワンコの姿を想像してみて下さい・・・
過酷な環境で彼らが過ごさざるをえない状況をなんとかして上げたいと思います。。。
皆様の愛犬が、絶対に!そんな場所で過ごすことの無い様に・・・心から願ってやみません。。。

































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ワクチンについて2 ワクチンの種類
暑いですね。
こんな時期は人間も動物も水分の補給に勤めてくださいね。
たとえ30分でも我慢は禁物です。
ちょっとの油断が大事になってしまいます。
筆者は、今のように知識もなく。
暑さも穏やかな時代でしたが。
もう20年前の4月、天気の良い日曜日にチワワズを連れて車で四国の美術館へ行ってました。
3時間くらいチワワズを車中に置き少し窓を開けてから、
美術館を探索して、車に戻ったら
チワワズが脱水を起こしてました。
慌てて治療したので10分後には回復してましたが、
その時脱水の怖さを知りました。
たとえ4月でも油断は禁止。
ということで、
ワクチンについてのお話パート2
ワクチンの種類についてです。
ワクチンの種類はその感染症の1種につき1ワクチンです。
まず、ワクチンには法律で定められているものとそうでないものの2種類があります。
法律で定められているのは狂犬病です。
これは、治療方法がなく、発症するとわずか7日程度で絶命するという病気。
人にも他の動物にも移るというかない強力な病原体です。
そのほかは任意で摂取をきめられるワクチンでこちらも
コアワクチンとノンコアワクチンに分けられます。
コアワクチンは、生活環境に関わりなく、すべての犬に投与すべきと考えられているワクチンです。
こちらは感染すれば重篤な症状になるので、なるべく摂取して置きたいものですね。
ノンコアワクチンは、生活の環境や生活スタイルなどによって摂取を決めるワクチンです。
たとえば、その病原体が多い地域でお住まいの場合やアウトドアでの活動が多い場合などに
予防として接種するワクチンです。
コアワクチンには
だいたい5種類あります。
★コアワクチン
ジステンバー
イヌ伝染性肝炎
イヌアデノウィルス2型(ケンネルコフ)
イヌパルボウィルス
イヌパラインフルエンザ
★ノンコアワクチン
イヌコロナウィルス
レプトスピラ
できれば5種のコアワクチンは接種しておきたいものですね。
次の機会に一つづのワクチンについてご説明します。
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いよいよ夏本番!
毎日暑い日が続いています。
すでに梅雨明けをして夏本番の地域もあると思います。
毎年この時期になるとニュースになるのは
熱中症ですね。
人間なら自分でエアコンをつけたり、水分を摂ったりと
調整できますが、ワンコたちはそうはいきません。
以下は以前当ブログで掲載した「熱中症」の記事です。
万が一ワンちゃんが熱中症になってしまった場合、
下記を参考としてみて下さい。
<画像のワンコは涼んでいるだけで、熱中症ではありません。>
1.熱中症の症状
急激な体温の上昇(40℃以上)のため、口を大きく開けて、
ハァハァと息苦しそうに呼吸をしたり、よだれを大量に出すほか、
悪心や嘔吐、下痢をしたり、一時的にふらついて倒れてしまうことがあります。
さらに、目や口腔粘膜の充血(赤レンガ色、やや暗めの赤色)が起こってきます。
2.熱中症がさらに進行した場合
虚脱や失神、筋肉のふるえが見られたり、意識が混濁し、
呼びかけにあまり反応しなくなったりします。
さらには、完全に意識がなくなったり、全身性のけいれん発作を
起こしたりすることもあります。症状がかなり進行すると、
吐血や下血(血便)、血尿といった出血症状が見られたり、
酸素をうまく取り込めずチアノーゼが見られたり、
最悪の場合はショック症状を起こし、命に関わることもあります。
愛犬に熱中症のような症状が見られる場合は、
次のような応急処置を行ってください。
【意識がある場合】
一刻も早く体を冷やし、水分補給することが大切
涼しい場所に移動させ、水が飲める状態であれば、
水をたくさん飲ませて水分補給を行います。
スポーツドリンクなどがあれば、それを水で2倍くらいに割って
飲ませるのが効果的です。そして、冷水で濡らしたタオルを体
(頭やわきの下、内股のつけね)にかけたり、風呂場や流し台で
体全体に冷水をかけるなどして、急いで体温を下げることが重要です。
また、体温は下げずぎないよう、こまめに体温測定を!
39℃まで下がったら冷やすのをやめて、
なるべく早く病院に連れて行き、獣医師の診察を受けましょう。
【意識がない場合】
身体を冷やして一刻も早く病院へ
冷水を体全体にかけるなどして急いで体温を下げる処置を
行いながら動物病院と連絡を取り、
一刻も早く動物病院に連れて行きましょう。
意識がないことに慌てて、応急処置を何もせずに病院へ向かえば、
途中で症状が悪化しかねません。
まずは体を冷やしてあげることを
忘れないようにしてください。
(pet well)より、引用
体温を下げて症状が落ち着いたからといっても、
油断は禁物です。
見た目は平常に戻っていても、
体内の循環器や臓器がダメージを受けている可能性があります。
必ず動物病院で診察を受けるようにしましょう。
熱中症を予防するには、
こまめな水分の補給と
暑い場所、暑い時間を避けることが大切です。
これから夏本番!
楽しい夏を過ごす為にも
ちょっとした配慮をお忘れなく。
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