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人獣共通感染症(スーノーシス)を知ってますか
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動物と人との間でうつる病気のことを「人獣共通感染症(ズーノーシス)」と言い、
「動物⇒人」だけではなく、「人⇒動物」にうつることもあります。
1975年、世界保健機関(WHO)では「脊椎動物と人間の間で通常の状態で伝播しうる
疾病(感染症)」と定義付けをしています。
この人獣共通感染症(ズーノーシス)から人とどうぶつを守るためには、病気を正
しく理解し、予防する知識を持つことが重要です。
なお、2006年6月1日に改正された「動物の愛護及び管理に関する法律」では、「動物
と人の間で感染する病気(ズーノーシス)の知識を持ち、予防することが飼い主さん
の責務であること」が明確になりました。
WHOで確認されている人獣共通感染症(ズーノーシス)は約150種ありますが、
日本ではこのうち約50種の人獣共通感染症(ズーノーシス)があることが知られています。
どんな病気があるかというと、
・病原体がウィルスであるもの
狂犬病、高病原性鳥インフルエンザ、日本脳炎、ウエストナイル熱など
・病原体が細菌であるもの
パスツレラ症 、バルトネラ症(猫ひっかき病)、結核、ブルセラ病、ペストなど
・病原体がリッケチアであるもの
Q熱、日本紅斑熱、つつが虫病
・病原体がクラミジアであるもの
オウム病
・病原体が真菌(カビ)であるもの
皮膚糸状菌症、クリプトコッカス症、カンジダ症
・病原体が原虫であるもの
トキソプラズマ症、クリプトスポリジウム症、ジアルジア症
・病原体が寄生虫であるもの
フィラリア症、回虫症、エキノコックス症、疥癬症
たくさんありますね。
人獣共通感染症(ズーノーシス)を予防するには?
病原体に触れないようにすることが重要です!!
■動物との過剰な接触を避けましょう。
口移しでご飯をあげたり、同じ食器を使ったりしないようにしましょう。
また、一緒に寝ることなどは避けましょう。
■動物が感染しないためのケアをしましょう。
予防薬の投与や予防接種を行いましょう。
体に付着して感染が起こることを防ぐために体を清潔に保つことなども必要です。
■動物と遊んだら、手を洗いましょう。
■動物がゴキブリやネズミなどの病原菌を媒介する昆虫やどうぶつを口にしないように気をつけましょう。
■動物とその生活環境を清潔に保つようにしましょう。
■動物の糞尿はすみやかに処理しましょう。
■動物や飼い主さんの体調がいつもと違うと感じたときには医療機関を受診しましょう。
愛犬との健やかな生活を送るために、正しい知識を持ち、予防しましょう。
BCRN保護犬のためにご支援をどうかよろしくお願いいたします